ご挨拶

学校法人渋谷教育学園

 大正13年に現在の杉並区で生徒数約11名の小さな学校として誕生し、現在は都内に渋谷中学高等学校、渋谷幼稚園、阪本こども園、千葉県内に幕張中学校・高等学校、浦安幼稚園、浦安こども園を運営しており、シンガポールには早稲田渋谷シンガポール校があります。

 子どもの自立期における教育を中心に、『自調自考』の理念のもと、国際教育にも力を入れており、渋谷中学高等学校、幕張中学校・高等学校ともに首都圏有数の進学校として位置づけられ、地域から高く評価されています。

 また、関連法人である学校法人青葉学園でも、東京医療保健大学(看護学科、医療栄養学科、医療情報学科)・同大学院、青葉学園幼稚園、青葉学園野沢こども園を運営しており、高等教育まで含めた教育実践をグループ全体で行っています。

学校法人渋谷教育学園 

理事長・学園長 田村哲夫

 渋谷教育学園として5つ目の園が開園することとなりました。ここ東京都中央区晴海は、湾岸エリアの中心に位置し、著しい発展が期待されている場所にあります。ここでスタートする新しい園への期待も大きいものと思います。

 幼稚園園長としても長らく幼児教育に携わってまいりましたが、その経験を活かし、自立の基礎となる自ら調べ自ら考える力を養う『自調自考』の理念のもと、子どもの自発的な発達を助け、元気な子、素直な子、やりぬく子を地域の方々と協力して育てていきたいと思います。

楽しい子育てを是非ご一緒に。

経歴(略歴)

学校法人渋谷教育学園・学校法人青葉学園関連

 昭和33年3月東京大学法学部卒業後、民間金融機関を経て、昭和37年に学校法人渋谷教育学園常任理事に、45年に理事長に就任する。
 以降、渋谷幼稚園園長、幕張中学校・高等学校校長、渋谷幕張シンガポール校(現、早稲田渋谷シンガポール校)校長、渋谷中学高等学校校長等歴任、令和4年に校長を辞し学園長に就任、理事長・学園長として現在に至る。
 関連校として、平成14年より学校法人青葉学園東京医療保健大学・同大学院理事長、青葉学園幼稚園園長、野沢こども園総括園長を務め現在に至る。

公職関連

平成元年文部省中央教育審議会委員に就任。平成21年副会長に就任。
 この間、教育改革国民会議委員、文化庁文化審議会委員、文部科学省大学設置・学校法人審議会特別委員、同省中央教育審議会幼児教育部会長を歴任し、平成16年4月からは日本私立中学高等学校連合会会長を務めた。
 また、平成20年12月から平成25年11月まで日本ユネスコ国内委員会会長を務め、現在は(公財)ユネスコ・アジア文化センター理事長、(一財)教員養成評価機構理事長。

渋谷教育学園晴海西こども園 

統括園長 田村 聡明

 はじめまして。学園の幼児期における教育分野を担当し、各園で統括園長を務めております田村と申します。この度、中央区の公募による公私連携で、東京オリンピック選手村跡地の一角に、渋谷教育学園晴海西こども園を開園することとなり、この晴海で新たな幼児教育に取り組んでまいります。地域の皆さんとご一緒に、この東京湾岸エリアで新しく生まれる街づくりの一端を担うこととなり、ワクワクする気持ちでいっぱいです。新しい設備・施設・環境を活かし、皆が笑顔で集う楽しい園にしていきたいと思っています。

  変化が激しく見通しがつきにくい世界、大量の情報が氾濫するこれからの時代は、自分らしく主体性を持って生きていくことが求められています。

 学園の教育目標でもある、自立の基礎となる自ら調べ自ら考える力を養う『自調自考』は、この時代を生きる子ども達の支えとなってくれるものです。子どもたちが自ら歩くことを、子どもの自主性を大切にしながら成長を促し、自発的で活発な楽しい活動を通して、元気な子、素直な子、やりぬく子たちが、ここ晴海から世界に向けて活躍の場を広げていってくれることを願っています。

 これからも地域のこども達のために誠心誠意努めてまいりますので、どうぞよろしくお願いいたします。